Office 365 ProPlusで最新バージョンのOfficeを使う方法

先日、Office 365のプランを変更しました。下記記事で検討した結果、自分の使い方で一番コスパがいいのはProPlusだ!と気付いたためです。

Office 365を個人で導入するなら結局どのプランがいいのか

が、思わぬ落とし穴がありました。Office 365 ProPlusはデフォルトでは最新バージョンのOfficeを使えないんですね。更新頻度は4ヶ月に1度です。

設定によって最新バージョンへの更新が可能になるので、やり方をメモです。最新バージョンというやつはだいたい不具合が潜んでいたりするものなので、適用するかは好みです。


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1.Office 365 ProPlusには3つの更新形態がある

下記マイクロソフトのページに詳しいのですが、Office 365 ProPlusには更新形態が3つあるようです。

Office 365 ProPlus 更新プログラム チャネルの概要

更新チャネル 概要
Current Channel 常に最新の更新プログラムを1ヶ月に1度の頻度で適用
Deferred Channel ある程度検証されたあとの更新プログラムを4ヶ月に1度の頻度で適用
Deferred Channel の
最初のリリース
Deferred Channelでリリースされる更新プログラムを4ヶ月前に適用

Office 365 ProPlusは企業向けのプランなので、最新プログラムは管理者やプログラマだけが取得して動作確認、しっかり検証した上でユーザに提供しよう、という思想のようです。

2.Office 365 ProPlusの更新プログラム適用は規定では4ヶ月に1回

上記3つの更新形態のうち、Office 365 ProPlusの規定はDeferred Channelです。つまり規定の更新プログラムが一番遅いやつなんですね。

そりゃまあ、私も情シス系女子の一端なので、こういう形態分けの必要性はよくわかります。ていうか勝手にプログラム更新ってほんとやめてって思います。職場なら。

でもねー、ちょっと情報の出し方が微妙なんですよね。職場は365じゃないし、ProPlusを個人で使っていたら、まあそんな情報見落としますよ。知らねえよ。


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3.Current Channelを適用する方法

マイクロソフトさんは「いっぱい人のいる組織のうち、一握りの人にだけ Current Channelを使ってもらおう」という考えなので、いざ適用するってなるとまあまあめんどくさかったです。以下やり方メモ。

3-1.Office 365 Admin Centerでの設定

恒例の管理者画面から設定は始まります。これについては2つ設定できそうな画面があって、どっちが正規ルートなのかよくわかりません。が、適用するユーザを絞れる方の画面を紹介します。

トップページから[設定]-[組織のプロファイル]を選択します。

ProPlus_1

[リリースに関する設定]の[編集]を開きます。

ProPlus_2

[全体に先行リリース]または[特定のユーザーに先行リリース]を選びます。

ProPlus_3

どちらを選ぶかは好みですが、自分以外にOfficeスイートを使っている人がいて、その人には標準リリース(要はstableバージョン)を当てておきたい場合は[特定のユーザーに先行リリース]が無難かなと思います。

個人で一人きりで使っている場合や、みんな最新バージョン使おうZE!って場合は、[全体に先行リリース]を選んでしまっていいでしょう。

[特定のユーザーに先行リリース]を選んだ場合、下記画面が表示されます。「早期の更新プログラムを受け取るユーザーのリストをお選びください」と言いながら、リストなど出てきません。ハァ?と思いながら「はい」を選べばOKです。

ProPlus_4

次に下記画面へ遷移するので、ここで「ユーザーの追加」を選びます。

ProPlus_5

該当ユーザ(自分)を選んで、「保存」をクリックします。

ProPlus_6

どちゃくそ個人情報なのでほぼぼかしですみません。

3-2.ソフトウェアの再インストール

Admin Centerで設定した更新形態を適用するには、おそらく再インストールが必要です

色々試したんですよ。Officeスイートの再起動、端末の再起動、アカウントのサインアウト/サインイン。しかし一向に Deferred Channelのまま。

ここでマイクロソフトの説明に立ち返ると、気になる記述があります。「Office 365 ProPlus で使用するための更新プログラム チャネルの構成」の項、「ただし、Current Channel または Deferred Channel の最初のリリース を使用するように Office 365 ProPlus インストールを構成することもできます。」という説明。

つまり、更新形態の反映はインストールの構成で決まると考えたほうがよさそうです。

というわけで再インストールしました。先日プラン変えて再インストールしたばっかなのに。

このとき、インストーラのファイル名が違っていました。

インストール インストーラ
通常 Setup.X64.ja-jp_O365ProPlusRetail_(ライセンスキー?)_TX_SG_b_64_.exe
設定変更後 Setup.X64.ja-jp_O365ProPlusRetail_(ライセンスキー?)_TX_SG_b_ 16_.exe

やっぱりインストーラ段階で切り分けが行われているようですね。

で、この設定変更後のインストーラで再インストールしたところ、やっと Current Channelになりました!!!!泣

ProPlus_8

Current Channelって名前ではないですけど、ちゃんと最新プログラムが適用されていました。

4.そもそもなんで気付いたか

そんなこんなで最新バージョンをGETできるようになったわけですが、そもそもなんでこんな面倒くさい仕組みに気付いたかも書いておきます。完全に蛇足なので興味のない方は飛ばしてください。

4-1.UTF-8でCSVを保存できなくなった

先日、ExcelでCSVをUTF-8で保存できるようになっていることを発見したんです。びっくりしてツイートまでしてました。

が、後日またCSVをUTF-8で保存しようとすると、選択肢がなくなっていたんですね。

夢でも見たのか…?と考えましたが、実際ExcelでUTF-8保存したCSV、あるんですよ。夢じゃない。決して夢じゃない。いろいろアレなデータなので公開はできないですけど、ほんとにあるんですよ。

気になって検索をかけると、どうやらUTF-8対応は事実のようで、10月のアップデートで適用されたとのこと。

Excel 2016でUTF-8のCSVファイルがサポートされるようになりました。

確かにマイクロソフトのリリースノートにも記述があります

日本語怪しいけど。

私が見たのも保存ダイアログの選択肢で「CSV UTF-8 (カンマ区切り) (*.csv)」だったから、本当に夢じゃない。あれは事実だったわけですよ。

4-2.とりあえず更新をかけてみた

なぜ消えたのか?と時系列を考えてみました。

先述のびっくりツイートが1月11日。ProPlusに変えてOfficeの再インストールを行ったのが1月13日。

これか!!と思って、Officeの更新プログラムを適用しました。

でもね、変わらないんです。変わらないんですよ!!!!泣

ビルドも16.0.6965.2117だし、確かに最新ではないんです。ないんですけど、再度Office更新プログラムを走らせても「最新の状態です」と言われる始末。

ProPlus_7

最新じゃねえよ!!!!

……とまあ、こんな経緯で悔しくて検索しまくった結果、この事実を発見したわけです。ほんとになー、Office 365は筆頭だけど、それだけじゃなくて何もかもわかりにくいんですよマイクロソフトさんは。情シス系女子を生業にしていると、どんどん嫌いになる。でも仕事の都合上どんどん離れられなくなる。DV彼氏かよって感じです。

そんなこんなで、一番得意な言語はVBAっていう悲しい性もあるので、これからもお世話になります、マイクロソフトさん。

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