[FF15感想]クリア後感想&考察(ネタバレありVer)

ようやくクリアしました、FF15!

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認定証のとおり、総プレイ時間72時間、最終レベル65でのクリアです。プレイ済の方はわかると思いますが、単にクリアするだけならこんなに時間はかかりませんw

なんでこんなに時間がかかったかとか、どこが面白かったとか、よくわからなかったところとか、ネタバレ気にせずだらだら書きます。ネタバレなしVerも書きましたので、よければそちらもよろしくお願いします。

[FF15感想]クリア後感想(ネタバレなしVer)


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1.前半

FF15は前半(1章~9章半ば)と後半(それ以降)で違うゲームかのように毛色が違うので、まずはそこを分けて感想を延べたいと思います。というわけで前半。

1-1.やりこみ派にとっては神ゲー

前半のオープンワールド部分は、やりこみが好きな人にとってはたまりません。豊富なサブクエストとモブハントで、プレイ時間はどんどん延びます。釣りや料理も図鑑形式になっているので、図鑑を埋めることがモチベーションになる人にとってはこれ以上にないFFなのでは、と思います。

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実際、プレイ時間72時間のうち、実に62時間が9章までです。だって楽しいんですもん、修学旅行。

ここの魅力については以前に書き連ねたことがあるので、詳しくはそちらをご参照ください。

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1-2.修学旅行をいかに楽しめるか

前半をエンジョイしていた頃、修学旅行という表現は半ば揶揄で使っていました。ラストまで見た今、本当に修学旅行だったと思います。青春の思い出づくりというか。

オープンワールドが終わってからは、不可逆な辛いことのオンパレード。ノクトが王の自覚に目覚めていく過程でもあるので、前半いかにちゃらんぽらんに遊んだかで、後半の重みが変わってきます。最終章では突然(?)10年後になるわけですが、ここでの再会や最後のキャンプに心動かされるかも、やはり前半どれだけ遊んだかで変わります。

それは写真にもっとも表れるのではないでしょうか。前半のお気楽珍道中でたくさん写真を撮っていれば、最後に写真を見返すときやエンドロールでの感慨が深まるというものです。

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なので、前半は楽しんでなんぼ。全力投球でなんぼ。個人的にはそう思います。

2.後半

続いて後半の感想です。

2-1.一本道な辛いジェットコースター展開

9章超えてからはあっという間でした。10章~14章まではプレイ時間10時間でした。

というのも、10章以降は(9章もかな?)基本的に一本道なんですよね。過去に戻ることはできるので、本当にメインクエストしかできないってことはありませんが。

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私的には展開がつらすぎて、「これは悪夢、さっさと終わらせてまた修学旅行に戻ろう」という考えのもと、一直線にクリアを目指しました。10章の空気の重さなんてほんと鬱で。それまでの旅を楽しんでいればいるほど辛くなるこの仕組み。イグニスが料理できなくて缶詰かカップヌードルしか食べれないキャンプ、本当に楽しくなかった。辛かった。プロンプトが写真見せるの遠慮がちなのも辛かった。

それでもまだキャンプしたり写真を撮ってくれたりしていただけマシで、キャラの離脱が相次いでそれらもなくなる。なんのことって?13章だよ!!13章への苦言は単体でエントリにしたので省きます。

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じゃあこれで評価がガタ落ちしたかってなるとそうでもなくて、先が気になる展開であったことは確かです。楽しむ部分はサブクエストと割り切ってしまえば、十分に納得のいくメインクエスト、ストーリーだったと感じています。

2-2.開発時間が足りなかった感

後半のワールドはもったいないの一言。なんかいろいろ行けそうだし、異国をもっと旅したかったのに、マップといえるほどのマップがない。

特にテネブラエなんて、今際の際にルーナがテネブラエへ来てお花畑を見てください、みたいなことを言っていたのに、着いたらシガイに襲われて滅んでいるという始末。件のお花畑も、避難民の「焼けちゃった」で済まされています。あんまりです。

海を渡って以降もずっとレガリアを運んでいた状況を見るに、本当はアコルドもニフルハイム帝国も、あるいはルシス王国だって、自由気ままに旅できる予定だったのではないでしょうか。ただただ惜しいの一言。ヴェルサス時代のトレーラーを見返したら、最初はルシス王国でしたしね。

レガリアといえば帝都突入時のシーン、わりかし感動はしたんですけれども、回想と似ても似つかない黄色い外装だったせいでちょっと外してしまった感がありました。カスタム遍歴が白→ピンク→緑→黄色だったので、パパが降りてくるレガリアとどうしてもリンクできなかったですw

2-3.最終章について

13章ラストでバハムートが「長い時間をかけて」とか言っていた時点で「ん?」と思いましたが、まさか目覚めたら10年経っているとはwこれでオープニングと繋がりました。そこの繋ぎは素直になるほど!と思いました。

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突然世界が廃墟と化しているのは零式で慣れていたので大丈夫でした。零式と違って、前兆があってからさらに10年経っているので説得力もありましたし。しかしスクエニさんはこういう展開が好きだなあ…。FF6が最初でしたっけ?世界が廃墟化する流れ。

始めは本当にノクト一人でシガイだらけの世界をハンマーヘッドまで歩けと?と、まだ13章ショックを引きずっていたのでうんざりしましたが、迎えがきてよかったです。ずっとついてきてくれたアンブラ、可愛かったです。ノクトが目覚めるまで10年間待っていたのかな…?アンブラ可愛いよアンブラ。

最終章はとにかくイフリート戦が格好良かったですね。というかイフリートが歴代随一のイケメンでびっくりしましたw

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バハムート戦もシヴァ戦も最高でした。魅入ってスクショ撮り損ねてしまった…。シヴァのキスとかほんとたまりませんでした。

最終決戦、というかアーデンについては後ほど書きます。

エンディングのキャンプ回想はFF名場面の仲間入りなのではないでしょうか。ほんとね、辛えわ…。

13章を引きずりながらプレイしていたのであまり気付きませんでしたが、単体で見ると最終章、よかったです。


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3.ラストシーンについて

ノクトとルーナのラストシーンについてです。

私はクリスマス三連休を男4人のむさ苦しい旅に費やす!と意気込んでいたので、思いもよらないリア充爆撃にまあまあダメージを受けましたが笑 とってもいいシーンでした。ロゴとの繋ぎも素晴らしい。

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で、このラストシーン、結局どういう状況なの?というところが引っかかります。

3-1.歴代王の力で現世に残った

希望的観測でいえばこれですよね。意識世界の中ではルーナもノクトも消えていきましたが、実際肉体的に死んだ描写が入っていないのが少しの希望を抱かせるニクい演出です。

もしそうならDLCで復興したルシス王国を探索できたり、あるいはFF4TAのように子供世代の続編ができたり…なんてしないかなあ。しないよなあ。

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3-2.異界で眠りについた

実際はこれが本命かと思います。異界というのは、FF15世界で死んだ後に行く世界、あるいは神が普段いる世界をなんと呼ぶのかわからないので、便宜上の呼称です。

仮に現世にいるのであれば、群衆の拍手喝采の中で婚礼の儀を上げる描写が妥当だと思います。でも空っぽの玉座を一度映したあと、二人きりのシーンから、二人とも眠る。グラディオたちさえいない。

使命を果たして、歴代の王(&神凪)として眠りについた、が一番しっくりきます。

でもこの場合、せっかく世界は救われたのに世継ぎいなくない?世継ぎどころが現王もいなくない?ルシス王国大丈夫?という心配が残りますね。

4.ラスボス・アーデンについて

今作のラスボスであるアーデンについて思うことを挙げていきます。

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4-1.一貫してラスボスだった点はよかった

FFでありがちな、ラスボスの「第○形態」だの、ストーリーぶっ壊して現れる真の黒幕、みたいなのがなかったのはよかったです。敵か味方かよくわからない胡散臭いオッサン・アーデンがラスボス。で、最後までアーデンがラスボス。

そのぶんラスボスの手応えはあんまりありませんでした。ただFF15のメインクエストは半分くらいイベント戦闘だと思っているので、あのくらいでちょうどよかったです。ラスボスは誰にでも倒せる難易度で、高難易度の敵はサブクエストで、というのは最近のFFではよくあります。私はその方が好きです。

4-2.アーデンという人物について

この人、けっこういいキャラしてたなあと思います。

元々はシガイになる感染症を、自らの身に取り込むことで抑えていた、たぶんいい人。で、魔女狩りよろしく化け物扱いされて、ルシス王家に殺されてしまった。その恨みを選ばれた王たるノクトにぶつけることで復讐してやろうという、動機はそれなりにわかりやすい人です。

アーデンの設定の何がよかったかというと、主役側のルシス王家にも落ち度があったことです。まあアーデン本人の口から語られたことなので信憑性がどこまであるかわからないにせよ、特異な能力で人助けをしていた人物を、まだ力の足りなかった王家が殺す。闇ですよね。

先日ローグワン/スターウォーズ・ストーリーの感想でも書きましたが、今の時代って、正義と悪は単純な二項対立では片付かないことが多いです。フィクションでもノンフィクションでも。FFシリーズは光と闇の二項対立を描くことが多いですが、パキッと分かれすぎていなかったところは、現代的でよかったと思います。

4-3.ここがよかったアーデンさん

個人的にトラウマでしかない13章では、不安を煽る名ナレーターを勤めてくれました。「お前はムスカかw」と思いましたが。最終決戦でのおしゃべりっぷりは、なんとなくFF6のケフカを彷彿とさせました。父親が殺されたときも呑気に遊び回ってた、というセリフには納得せざるを得ませんw

今回の敵方は掘り下げが浅くて、印象に残っているのはアーデンとアラネア姐さんだけだったので、アーデンが一貫してラスボスだったのは、ほんとよかったと思います。

5.腑に落ちない点

続いて消化不良だった点を挙げていきます。

5-1.ルーナは病気だった?

ルーナの事情がよくわからないんですよね。演説でもなんだか苦しそうだったし、回想でも体が思うように動かない、的なことを言っていました。

病気だったとして、それは神凪ゆえなのか?単純に個人的な病なのか?シガイの広がりと闇の拡大に関係があるのか?それとも神々との誓約の負担?よくわかりません。

FF的発想なら、神凪と星は一心同体で、星の病の影響を神凪も受ける、が王道な気はします。でも説明はない。

結果として、ルーナが病気で死んだのか、アーデンの一撃が死に繋がったのか、あるいはリヴァイアサンによって致命傷を負ったのか、わかりませんでした。もっと直接的にアーデンに殺されたのであれば、以降神出鬼没となるアーデンに向けるノクトの殺意にも説得力が増したんですけどね。

5-2.レイヴスとはなんだったのか

レイヴス将軍はたぶん、色んな背景や性格が練られていた人なんでしょう。というのは伝わるものの、色んなことが唐突すぎて、「え、いや、あの…」と置いてけぼりをくらうこと必至です。で、その義手なんなの?

かすかな手がかりから察するに、帝国の属領という立場からルシス王国を守ろう、妹を守ろうと決意した人だったのでしょう。帝国軍入りをすることになった経緯ひとつだけでも入っていれば、もう少しわかりやすかったかなあ。絡みも少なかったし。

要塞の底に落ちて亡骸と対峙したとき、ラジオ等で言われていた「処刑」というよりも、要塞内で暴走を始めたシガイ相手に戦ったように見えました。が、深くは語られず。で、剣を受け取ったと思ったら、アーデンにシガイへと変えられ、こっちが倒さなければならない、と。

シガイ化の演出は王道っちゃ王道です。でもそれって、変えられてしまった人物に思い入れがあればこそ響く演出なんですよ。

FFシリーズでいえばFF4、エッジのパパママと戦ったシーンが近いんですかね。あれはエッジが語った前提があったから、パパママと面識なくても感動的な名場面になりました。じゃあレイヴスはといえば、中途半端極まりないです。誰かの口から何かを語られたわけでもなく、本人との関わりも薄く。

この人は色んな意味でもったいない不憫な存在だった気がします。

5-3.もっと不憫な皇帝

ニフルハイム帝国のイドラ皇帝は、レイヴスよりさらに不憫でした。

なんか重要人物っぽかったのに、ラジオ経由で病に倒れたと情報が流れてきて、結局はシガイになっていた、という。あの鬱陶しいフォラスがイドラ皇帝の成れの果てだと思えば、十分にプレイヤーを苦しめる存在ではあったわけですがw

皇帝がただの傀儡というのも珍しい話ではないにせよ。なぜアーデンを受け入れたかとか、そのへんわかっていれば少しは印象に残る人だったんじゃないかなあ。

余談ですが、フォラスを倒したときのうわ言は、封神演義で妲己に腑抜けにされた通天教主を思い起こしました。前後不覚にされた敵の偉い人って、だいたい壊れかけのRadioのように野望を繰り返しますよね。あれってなかなか信念が強くないと起こらないと思うんですよ。そういうところ、味方側よりストイックですよね。味方側はたいてい愛とか家族とかそういうのが第一なイメージです。

……別にノクトパパのことをdisっているわけではもちろんないです。でもクリスマスにFF三昧してる独身アラサーが、「必ず最後に愛は勝つ」なんて考えを支持しても信憑性ないでしょ。というか自虐ですやん。

6.総括

前半は文句なしに神ゲー、後半はいろいろ腑に落ちないところや辛いところがありましたが、全体としてはかなり気に入りました。

総評がプラスだったのは前半を思い切り楽しんだからだと思います。はじめからメインクエスト一辺倒でプレイしていたら…ちょっとだいぶ評価が落ちたでしょう。正直なところ。

クリアした後にも継続して楽しめるボリュームがあるし、DLCも豊富に用意されているみたいなので、今後は余暇でのんびりトロコン目指していこうと思います。FF15、ありがとう!

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